秋の言葉
2018-12-21 19:27:01
秋麗(あきうらら):麗らかは春の季語。春のような麗らかさのある秋の晴天を秋麗という。
秋の日は釣瓶落とし(あきのひはつるべおとし):秋はあっという間に日が暮れてしまうという意味。井戸の釣瓶(つるべ=水を汲み上げるための桶)が勢いよく落ちていくことに例えていう言葉。
秋晴れ(あきばれ):秋の澄んで晴れわたった空のこと。
秋冷(しゅうれい):秋になって感じる冷ややかさのこと。
菊日和(きくびより):菊の花が咲くころの、秋の良い天気のこと。
錦秋(きんしゅう):紅葉が錦の織物のように美しい秋のことを表現する言葉。
桜紅葉(さくらもみじ):秋になって桜の葉が紅葉すること。
冬隣(ふゆどなり):冬の近づいた気配が感じられる晩秋のこと。
夕紅葉(ゆうもみじ):夕日に照らされた紅葉のこと。
夜半の秋(よわのあき):秋の夜がふけわたった感じ。
爽秋(そうしゅう):さわやかで気持ちの良い秋という意味。
悲愁(ひしゅう):もの悲しい秋のこと。
青紅葉(あおもみじ):まだ紅葉していない楓(かえで)のこと。
良夜(りょうや):月の明るい夜のこと。また、中秋の名月の夜のことを表現する言葉。