箸・食にまつわることわざ、慣用句

2018-12-21 19:16:46

箸が転んでもおかしい:ちょっとしたことでもよく笑う。
 
箸が進む:おいしくてどんどん食べられる
 
箸にも棒にも掛からない:ひどすぎてどうにも手が付けられない
 
箸の上げ下ろし:一挙一動の細かい動作。
 
箸より重いものを持たない:裕福な家に生まれ育つなどして、自分で働いた経験が全くないこと。
 
箸を付ける:食事を始める。食べかける。
 
箸を取る:食事を始める。食事をする。
 
箸を持って食うばかり:それ以上はしょうがないほど十分に世話することのたとえ。
 
箸をおく:食事を終えること。
 
箸を休める:食べている途中で休むこと。
 
塗り箸で芋を盛る:滑ってはさみにくいということから、やりにくい物事のたとえ。
 
石臼を箸に刺す:無理難題を言うこと。石臼を箸で刺すことなんて不可能という意から。
 
膳部揃うて箸を取れ:食事をする時は、料理がすべて揃ってから箸を取るものだということ。あわただしく食事に取り掛かることを戒める言葉。また、物事は用意がすっかり整ってから始めよということ。
 
上げ膳据え膳:自分では何もしないで、すべて人にしてもらうことのたとえ。「上げ膳」は食事が済んで膳を下げること。「据え膳」は食膳を人の前に整えること。